製品サービス・事業モデル企画
競合・周辺企業動向の分析・モデル化
特に力を入れるのは、競合分析(Competitive analysis)です。対象業界での代表的企業、競合企業そのもの、そして周辺企業について、データ解析・AI開発、IoT基盤技術・トレンド、ソリューション展開実態、それらの実現場展開としての健康医療、産業系、社会インフラ、再生エネルギー、小売り、建設ほかのサービス、スマートシティーと言った分野テーマ別にその最新動向をまず洗い出します。そして、そこでの特に顧客価値形成具合をデジタル化、精緻なDX化視点から洗い出します。これらを通じて、自社に引き付けたモデルに仕上げて行きます。
顧客価値積み上げ型の競争力形成、自社技術の事業化促進
今は二つの大きなうねりがあります。一つは、モジュール機器から、データ処理・AIも施した高度化機器・システム、プラットフォーム化、ソリューション化、サービス化という、ハードウェア起点の流れ。もう一つは、益々消費者主導で進むサービスニーズのうねりを受けて、従来からのアナログ個別サービス提供から、これまたデータ処理、AI、プラットフォームによるサービスの多様化・個別化・迅速化への対応というサービス起点の流れです。共通する対応キーワードはデータ処理・AI、プラットフォーム化です。
そんな視点でのビジネストレンド、市場環境変化を、御社にとっての取り組み可能性と位置付けて、個別の製品サービス・事業モデルの競争力形成策、特にそのデジタル領域での企画作業です。製品サービス展開の諸々シーンにおけるデータ取引の顧客価値形成、その積み上げに拘ります。競合する世界のリーディング企業、周辺領域企業による展開と自社との違いを整理するのも基本です。
さらに、自社秘蔵技術の潜行開発という場合です。そのようなプロアクティブ開発モデルをある程度体系的、かつスピード感持って検討したい。いうまでもなく、特に開発部門にとっては、最も優先順位の高いテーマの一つでしょう。そこではオープン展開ありきではなく、要は開発モデルの骨格作りです。
主な対象企業像
・ 自社技術の事業化・ビジネス拡充向けのDX視点開発モデル検討を急ぎたい企業
・ デジタル化面から競争力を強化したい機器システム、各種専門サービス提供企業
・ そのような企業群へ部品部材、サービスモジュールを提供する企業
・ IT基盤・クラウド、ソフトウェア、ITサービス側からサポートするIT系企業
・ 以上のような事業、立ち位置で、特に国際展開している、そこをさらに目指す企業
・「ソリューション」、「プラットフォーム」と言われる展開モデルを志向する企業
・ AI(人工知能)を多角的に事業展開に取り込みたい企業
・ 現状プロダクツ、事業領域の新陳代謝、さらに業態変貌を狙いたい企業
そして、以下のような製品サービス・事業企画をサポートします。
・製品サービス・事業のデジタル化、プラットフォーム化、ソリューション化骨格検討
・他社に事業連携を持ちかける際の事前のシナジー想定モデル
・実際の開発、事業展開を加速させる連携モデルの精緻化
・自社製品サービスを相手に提供するためのプラットフォーム展開モデル検討
・自社技術の事業化・ビジネス拡充向けのDX視点潜行開発モデル検討 など
4象限分析:潜在的事業ポートフォリオアプローチ
製品・サービスの企画、事業戦略を検討する上で、今後の戦略を、技術と市場の両面で現状と新規に分けて、マトリクスで整理するのは有効です(下記マップ)。つまり事業展開において、現状に対して、技術製品開発面を縦軸に、地球規模での地域性も加味した事業の横展開領域を横軸にとり、各々既存と新規に分けて、今後のイノベーション展開をモデル化するオーソドックスな手法です。
最近では、この縦軸にDX化(データ処理・AI、プラットフォーム化、ソリューション化等)度合いを加味するのは必須です。この4象限枠の上半分が、本格的なデジタル側面でのプロダクツ高度化(つまりDX化)展開領域、右半分が事業テーマやセクター、展開地域側面での横展開、フロンティア領域です。今後の自社展開企画の精緻化にも役立ちます。これは、国内外の大手・中堅、新興企業、さらには大学系知財、ベンチャー企業にも相通じます。簡単ですが、下記が右隅下を現在ポジションとした場合のマッピングです。
事業ポートフォリオの4象限整理マップ
(プロダクツ
DX化軸↑)
先進プロダクツ C: 先進DX型 D: 先進DX型の拡張市場展開
既存プロダクツ A: 非・既存DX型 B: 非・既存DX型の横展開
コア顧客・市場 拡張領域の顧客・市場 (顧客市場開拓軸→)
新興企業・大学知財等向けには・・・
以上は、主に大手・中堅企業目線での内容ですが、対する新興企業や大学知財・ベンチャー企業向けには、下記のような展開をサポートします。
・今ある技術、事業内容が最もマッチする大手・中堅企業を割り出して展開する
・大手企業も引き付ける製品サービス・事業展開をさらに図る
・製品サービスをさらに国際展開に通用するDX型モデルにもっていく
・株式公開なども含む資金調達・導入モデルを検討し、実施する など
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