プラットフォーム進化
データセンシング、エッジ、データ管理処理進化
技術製品の開発補完、製品性能や魅力アップを促す対象先の内外市場での探索、関連企業との関係構築をサポートします。共同開発の余地を残した半製品・モジュール製品から、データ処理・AIも施した完成度の高い機器・システム、クライド化や逆にエッジ化、フラットフォーム化、そしてソリューション化という、ハードウェア起点の大きな流れが一つ。どうも世の中は一つの企業や業種モデルでは対応できない方向にばかり進んでいきます。それは、ビジネスモデル構築の主導権が、益々個々人に移ってきていることに起因すると考えます。個人には、元々上記したような線形の開発側事情は関係ない訳です。
IoTシステムが益々幅と深みを持ってきました。やはり健康管理・予防医療、高齢者見守りなど、医療ウェルネスを通した生体情報の収集管理の技術サービスが進んでいます。ロボティクスを含む各種機器による製造工程、産業社会インフラ施設、環境、災害時向けの常時モニタリングには、最近は特にAI搭載センシング技術が要になってきました。
またCASEも象徴的です。この自動車の電動化・自動運転化のうねりは、それを支える周辺交通インフラの充実も巻き込み、今後のIoTトレンドの一つの核になっていきましょう。そしてこの発想、技術波及過程は、今後自動車領域を超えた動きになっていくだろうことを予見させます。これらの生活空間、産業社会を支えているインフラ技術であるデータセンシング、データ処理デバイス、AIロボティクス等領域の技術進化が止まりません。
・センサー、画像センシングカメラ
・ドローン
・M&Mコミュニケーション
・エッジインフラ
・5G、セクター向けソリューション
・AI搭載ロボット、オートメーション
・CASE(Connected, Autonomous, Shared& Services, Electric)
・VR & AR
・IIoT(Industrial IoT)
・IoTプラットフォーム基盤 ほか
IoTプラットフォーム、5G対応、エッジインフラ・AI
これらの積み上がった各種モバイル、そして計測機器系ほかのデータは、今後、クラウド型の進行と相まって、益々生活そして産業社会を緻密に支えて行きます。そして、収集されたデータを、より実生活や産業現場向けの解析・分析、常時モニタリングにつなげていく要がIoTプラットフォームです。
5G通信やネットワーク系の所謂ICTインフラから、データストレージ、高速データ処理・汎用解析基盤、セキュリティーなどのコア汎用ソフトウェア、各種の現場ユース向けの業務アプリケーションで構成されます。オープン化戦略、サービス化と相まった「製品の高度化」にもつながります。なお、データの膨張カ、迅速処理ニーズ、秘匿性とも相まって、クラウドに対峙するエッジ側での対応は、そこでのAI処理も含んで、プラットフォーム化側から見ても、今後のポイントになろうことも見逃せません。
異次元プラットフォーム
プラットフォーム上での事業展開、特にサービス展開の進化が止まりません。それも、これまでの巨大なプラットフォーマーありきのモデルから、インフラレベルはそのままとして、主役がユーザー側に益々移っていく、発想の柔軟性がもとめられる流れです。コンシュマー向け市場で先行し、ここでも徐々にコーポレート分野にも広がりつつある、要注目領域です。
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